こんにちわ、ライフプラン・キャリアプラン研究所(@life_career_lab)です。
こんにちわ、28歳の会社員です。会社に入社して6年目ですが、給料がなかなか増えません。年収ってどうやったら増えるのでしょうか?
このように、現在の年収に100%満足しているという人は少ないのではないでしょうか?
年収って増やしたいけど、何をどうすれば年収アップに繋がるのか不透明な部分が多いですよね。私達も会社員として働いていた時は、どれだけ仕事を頑張っても年収が上がらず、どうやったら年収が上がるのだろう?と思いモヤモヤした経験がありました。
しかし、会社の仕組みや仕事の本質を研究するようになり、年収がどのように決まってくるのかを理解することができました!
と言うわけで今回は
- 会社の給料って誰がどうやって決めているの?
- 年収の多い会社と少ない会社って何が違うの?
- 年収の少ない人と多い人の違いって何が違うの?
- 年収を増やすために取るべき行動5選について
について解説をします。
年収を増やしたいなら、会社の仕組みについて理解することが必要です★
会社員として仕事をしていると、どうしても目の前の仕事ばかりに気がいきますが、自分の年収がなぜその金額なのか?会社や社会を客観的に見て、一緒に考えていきましょう!
年収がどうやって決まるかを知ることで、自分のキャリアプランを見直すきっかけにもなるよ!
会社のお給料って誰がどうやって決めているの?
給料は、社長や役員がなんとなく決めている?
会社のお給料の額面は社長や役員が中心になって決めていることが多いです。
ここで問題です。
大企業は、賃金体系表というものがあることが多く評価項目と賃金体系表で決まることが多いですがこの賃金体系表もだれが決めているかというと、基本的には社長や役員が中心になって決めています。また、査定も上司(役員)が中心になって行いることが多いです。
中小企業においては、ほぼ100%社長が決めていると思います。
お給料の決め方は子供のお小遣いを決める感覚と同じ
なんとなくとは言っても、どうやって自分のもらっている給料の金額になっていると思いますか?例えるならば、あなたのお給料は子供のお小遣いの金額を決める時と同じような感覚で決められています。
小学一年生だから月に500円、6年生まで毎年100円UP、中学生になったら2000円、高校生になったら3000円。
お小遣いの金額は、周りの子供もその位の金額だからと決めることが多いと思いますが、お給料もそれと全く同じ感覚で社長が中心となり決めています。ちなみに、世の中の子供のお小遣いの平均はこんな感じのようです。
確かに子供の時のお小遣いは周りと合わせられるように決まったことが多かった気がするわ
お給料の平均相場は約465万円
ところで、現在のお給料の相場はどのくらいかご存知でしょうか?
サラリーマンの平均年収は約465万円(月収約30万位※賞与別)
年齢比較では次の通りになっています。
サラリーマンのお給料はこのような平均を参考にしながら、社長や役員が会社に合わせて最終的に設定しています。
では、年収の多い会社と少ない会社の違いは何なのでしょうか?
年収の多い会社と少ない会社の違いについて解説
年収の高い会社は、純資産やキャッシュが潤沢にある会社
シンプルですが、会社がお金持ちなら年収が高い傾向にあります。
これも、家のお小遣いで考えて考えてみましょう。基本的にどこの家も平均のお小遣い額に合わせて、ざっくり親が金額を決めてしまいます。しかし、これがお金持ちの家の子供の場合どうでしょうか?
もちろん親が金持ちであっても平均的なお小遣いしか与えないというケースもあるかもしれませんが、多くのケースで普通の子供よりも多くのお小遣いを上げる場合が多いかと思います。
会社のお給料の場合も、これと同じ理論で年収に反映されるケースが多いと考えられます。ようは、働いている会社が普通の純資産しかない会社か、資産が潤沢にある会社かによって年収が変わってしまいます。
そのため、どれだけ仕事ができようが、真面目に働こうが、会社のお金事情によって年収は左右されてしまいます。
年収の高い会社は、利益率の高い事業を行っている
次に、年収の高い会社は利益率の高い事業を行っていることが多いです。
利益率が高いとはどういうことか?というと
売価 – 仕入れ = 利益
この利益の割合が高いということです。
次に、利益率の高い事業とはどんな事業でしょうか?それは、仕入れや在庫がなく、付加価値を販売する事業です。
例えば、、、
- コンサルタント
- 不動産
- 法律
- 業務用機器のリース業
- 金融業
- ソフトウェア関連
- ネット証券
- 製薬会社
- マスコミ関連
といった事業が利益率の高い事業になります。そのため、資産が潤沢にあり、利益率の高い事業モデルの会社は社員の平均年収が高い傾向にあります。
とは言え、平均年収が高い企業の中でも年収の高い低いがあると思います。と言うことで、続いては同じ社内でも年収が異なる要素について解説します。
年収の少ない人と多い人の違いって何が違うの?
役職が違うケース
同じ会社で給料が変わる大きな違いとしては、役職が違うというケースがあります。役職とは、係長や課長、次長、部長という名前がついていることが多いです。
役職がつくとどうしてお給料が増えるかというと、責任が増えるからです。何人、また何十人というメンバーを束ねて管理監督をし、会社の定めた目標を目指すという仕事は言うならば経営者と同じ感覚の仕事が求められます。
そのため、経営者としては心身共に大変な仕事をしてくれている、また自身の代わりとなって小さなチームを束ねてくれているという理由でお給料を増やす判断を行うのです。
売り上げに直結する結果を出しているかどうか
会社の利益に直接貢献をしてくれる仕事をしているかどうか。これによってもお給料は変わります。特にわかりやすいのは営業・セールスの仕事です。
会社の商品やサービスをお客様に販売し人よりも大きな利益を生んでくれる人材は、会社からすると絶対に手放したくない存在です。
そのため、売上に直結する結果を出している社員には高い給料を支払います。
社員の20%が会社の売上の80%を生み出していると言われているよ
年収を増やすために取るべき行動5選
少し、長くなりましたが年収がどのように決まるか?また、年収の高くなる要因について解説しました。と言うことで、最後は年収を増やしたい人が実際に取るべき行動について解説したいと思います。
①純資産が高い会社に就職・転職をする
年収の高い会社に就職を希望の場合、就職しようとしている会社の懐事情(純資産やキャッシュの状況)を理解した上で就職をするべきです。
上場会社であれば、四季報や決算書を見ることができ、また従業員の平均年収も乗っているので、資産が潤沢にある会社かどうか?平均年収が自分の希望に近い金額かどうかをしっかりと確認した上で、就職、もしくは転職活動をしましょう。
中小企業などの場合、恐れることなく面接で純資産額について、また社員の平均年収について聞いてみましょう。
※ただし、会社の事業モデルや背景などを分かる範囲で調べ理解した上で質問をするようにしましょう。
中小企業であっても、優良な企業であることはあります。尚、質問に対して教えてくれない時点で、その会社への就職、転職はやめておきましょう。
②利益率の高い事業の会社に就職・転職する
年収の高い会社に就職を希望の場合、その会社の事業モデルが利益率の高いものか低いものかを理解した上で就職をしましょう。
- コンサルタント事業
- 不動産事業
- 法律関連の事業
- 業務用機器のリース業
- 金融業
- ソフトウェア関連
- ネット証券
- 製薬会社
- マスコミ関連
といった事業であれば、利益率が高い事業になります。また、上場企業であれば、利益率等の情報も損益計算書を確認することで見ることができます。利益率、経常利益率、純資産をしっかり確認をした上で就職先を検討しましょう。
中小企業の場合は、利益率について聞いてみましょう。この場合も、質問に対して教えてくれない時点で、その会社への就職、転職はやめておきましょう。
③フルコミットの仕事につく
フルコミットの会社とは、個人事業主となり会社と契約、売上利益の○○%を対価としてもらうというような仕事です。契約する会社の商品や、ブランド力、背景などを使わせてもらうメリットがありますが、売上がないと収入が0になるリスクもあります。
フルコミットを採用していうる企業は、保険業界、コンサルタント業界、不動産業界等が多いです。セールス力に自信がある場合、一気に年収を上げることができる方法です。
④マネジメントを勉強し役職を目指す
経営者は、自分と同じ目線に立って仕事をしてくれる人を求めています。同じ目線を持つ人材とは、経営戦略に沿ってマーケティングや戦術を考え実行できる人材のことです。
そのため、経営マネジメントのスキルを伸ばし、マネジメントを意識した仕事をすることで、社長や役員の目に留まりチャンスのある仕事が与えられる可能性があります。
また、与えられたミッションに対して結果を残すことで、役職が上がる可能性が高くなり、年収アップに繋がります。経営マネジメントを身につける場合、MBA大学院へ学びにいくことや、オンラインで勉強をする方法もあります。
グロービズ オンライン : https://hodai.globis.co.jp
⑤副業で稼ぐ
年収を増やしたいけど、転職やフルコミットの仕事に切り替えることが難しい場合にオススメの方法が副業で稼ぐ方法です。
副業には、フロータイプの副業とストックタイプの副業があります。また、だれでも出来る副業と専門性を活かすことができる副業もあります。フロータイプとは時間の切り売りですがすぐにお金になりやすい副業。ストックタイプの副業は、すぐにお金にはなりませんが、お金を稼ぐ仕組みを作っていく副業です。
- フードデリバリーの配達員
- ベビーシッター
- 運送代行
- せどり
- モニター調査
- ハンドメイド商品の販売(専門性が必要)
- プログラミング(専門性が必要)
- 動画編集(専門性が必要)
- スポットコンサルタント(専門性が必要)
- ブログ運営
- You Tube運営
- ECサイト運営
- オンラインサロン運営
ストックタイプの副業は、仕組みが出来てくると毎月収入を見込める利点がありますが、年収を増やすということを目的にするのであれば、フロータイプの副業で稼ぎを増やすことをオススメします。
副業のメリットは収入が増えること。まずは自分自身で稼ぐという体験をすることが大事だよ!ストック型は心が折れて稼ぐことに対して苦手意識を持ってしまうリスクがあるんだ。
まとめ:年収を増やすには、転職・役職UP・副業 × 努力
今回は、年収を増やしたい人に向けて、会社のお給料がどのようにして決まるのか?また、給料の多い会社の特徴、給料が高い人の特徴について解説しました。
今よりも年収を増やしたい
という思いを持っている人は、次の4つについて深く考えてみてください。
- 純資産や事業利益率が良く、平均年収の高い会社を調べて就職・転職をする
- フルコミットの仕事につく
- マネジメント力をつけて成果を出し役職を上げてもらう
- 副業で稼ぎを増やす
とは言え、希望の会社にうまく転職なんて出来ないと思われるケースも多いと思います。ただ、年収を上げるためには、上の方法しかありません。
そのため、今の自分に力が足りないということにもし気がついたのであれば、どの方法で年収を伸ばすのかを決めて、不足しているスキルを補うための努力をしましょう。
スキルを伸ばすポイントは、目的意識と、目標設定、そして計画立案と努力と継続力です。
今すぐには年収を増やすことは出来ないかもしれませんが、年収を増やす方法を知ったことで自分の不足している部分に目を向け、年収を増やす努力をしてみませんか?
努力をした先、必ず年収アップに繋がっていくはずですよ!
簡単に年収を増やす方法はないけど、努力することで必ず年収アップに繋がるよ!そのためにも、キャリアプランやライフプランを立てることはとっても大切なんだ。一緒に勉強していこう!
それでは!